chrome.extension

説明

chrome.extension API には、任意の拡張機能ページで使用できるユーティリティがあります。これには、メッセージ パッシングで詳しく説明されているように、拡張機能とそのコンテンツ スクリプト間、または拡張機能間のメッセージ交換のサポートが含まれます。

ViewType

Chrome 44 以降

拡張ビューのタイプ。

列挙型

"tab"

"popup"

プロパティ

inIncognitoContext

シークレット タブ内で実行されているコンテンツ スクリプトと、シークレット プロセス内で実行されている拡張機能ページの場合は true。後者は、incognito_behavior が「split」の拡張機能にのみ適用されます。

タイプ

ブール値

メソッド

getBackgroundPage()

フォアグラウンドのみ
chrome.extension.getBackgroundPage(): Window | undefined

現在の拡張機能内で実行されているバックグラウンド ページの JavaScript の「window」オブジェクトを返します。拡張機能にバックグラウンド ページがない場合は null を返します。

戻り値

  • Window | undefined

getViews()

フォアグラウンドのみ
chrome.extension.getViews(
  fetchProperties?: object,
)
: Window[]

現在の拡張機能内で実行されている各ページの JavaScript の「window」オブジェクトの配列を返します。

パラメータ

  • fetchProperties

    オブジェクト 省略可

    • tabId

      number 省略可

      Chrome 54 以降

      タブ ID に従ってビューを検索します。このフィールドを省略すると、すべてのビューが返されます。

    • type

      ViewType 省略可

      取得するビューのタイプ。省略すると、すべてのビュー(バックグラウンド ページとタブを含む)を返します。

    • windowId

      number 省略可

      検索を制限するウィンドウ。省略すると、すべてのビューが返されます。

戻り値

  • Window[]

    グローバル オブジェクトの配列

isAllowedFileSchemeAccess()

chrome.extension.isAllowedFileSchemeAccess(): Promise<boolean>

拡張機能の「file://」スキームへのアクセス状態を取得します。これは、chrome://extensions ページからアクセスできる、ユーザーが拡張機能ごとに制御する [ファイルの URL へのアクセスを許可する] 設定に対応しています。

戻り値

  • Promise<boolean>

    Chrome 99 以降

isAllowedIncognitoAccess()

chrome.extension.isAllowedIncognitoAccess(): Promise<boolean>

シークレット モードへの拡張機能のアクセス状態を取得します。これは、chrome://extensions ページからアクセスできる、ユーザーが拡張機能ごとに制御する [シークレット モードで許可] 設定に対応しています。

戻り値

  • Promise<boolean>

    Chrome 99 以降

setUpdateUrlData()

chrome.extension.setUpdateUrlData(
  data: string,
)
: void

拡張機能の更新 URL で使用される ap CGI パラメータの値を設定します。この値は、Chrome 拡張機能ギャラリーでホストされている拡張機能では無視されます。

パラメータ

  • データ

    文字列

イベント