説明
chrome.extension
API には、任意の拡張機能ページで使用できるユーティリティがあります。これには、メッセージ パッシングで詳しく説明されているように、拡張機能とそのコンテンツ スクリプト間、または拡張機能間のメッセージ交換のサポートが含まれます。
型
ViewType
拡張ビューのタイプ。
列挙型
"tab"
"popup"
プロパティ
inIncognitoContext
シークレット タブ内で実行されているコンテンツ スクリプトと、シークレット プロセス内で実行されている拡張機能ページの場合は true。後者は、incognito_behavior が「split」の拡張機能にのみ適用されます。
タイプ
ブール値
メソッド
getBackgroundPage()
chrome.extension.getBackgroundPage(): Window | undefined
現在の拡張機能内で実行されているバックグラウンド ページの JavaScript の「window」オブジェクトを返します。拡張機能にバックグラウンド ページがない場合は null を返します。
戻り値
-
Window | undefined
getViews()
chrome.extension.getViews(
fetchProperties?: object,
): Window[]
現在の拡張機能内で実行されている各ページの JavaScript の「window」オブジェクトの配列を返します。
パラメータ
-
fetchProperties
オブジェクト 省略可
-
tabId
number 省略可
Chrome 54 以降タブ ID に従ってビューを検索します。このフィールドを省略すると、すべてのビューが返されます。
-
type
ViewType 省略可
取得するビューのタイプ。省略すると、すべてのビュー(バックグラウンド ページとタブを含む)を返します。
-
windowId
number 省略可
検索を制限するウィンドウ。省略すると、すべてのビューが返されます。
-
戻り値
-
Window[]
グローバル オブジェクトの配列
isAllowedFileSchemeAccess()
chrome.extension.isAllowedFileSchemeAccess(): Promise<boolean>
拡張機能の「file://」スキームへのアクセス状態を取得します。これは、chrome://extensions ページからアクセスできる、ユーザーが拡張機能ごとに制御する [ファイルの URL へのアクセスを許可する] 設定に対応しています。
戻り値
-
Promise<boolean>
Chrome 99 以降
isAllowedIncognitoAccess()
chrome.extension.isAllowedIncognitoAccess(): Promise<boolean>
シークレット モードへの拡張機能のアクセス状態を取得します。これは、chrome://extensions ページからアクセスできる、ユーザーが拡張機能ごとに制御する [シークレット モードで許可] 設定に対応しています。
戻り値
-
Promise<boolean>
Chrome 99 以降
setUpdateUrlData()
chrome.extension.setUpdateUrlData(
data: string,
): void
拡張機能の更新 URL で使用される ap CGI パラメータの値を設定します。この値は、Chrome 拡張機能ギャラリーでホストされている拡張機能では無視されます。
パラメータ
-
データ
文字列